こんにちは、相原一希です。
6月10日に岡山大学のジェンダーセンターを受診するにあたって、
幼少期からの自分の傾向や、どういう思考だったかとか、
病気をしたとかどうとかっていう歴史を時系列に書き出してほしいと言われて、
先ほどまで書いていたのだけど、
思い出せば出すほど、ちょっと風変わりな子供だったなぁ。と思ってます。
ただ、今までにこうやってGIDの目線で物事を書き起こしたことが無かったから、
今まで自分が感じていた違和感は、脳内のどこかにずっと秘めてて、
仕事や、遊び、交友関係などで、思い出さないようにしていただけで、
やっぱり、女性を見ると、可愛い、付き合いたいという感情よりも、
うらやましいという感情が先行してた。
自分に素直になろうとすればするほど、体とのギャップがどこかずっと違和感で、
でもみんなそうなんだろう。10人いれば5,6人はそうだろうと思ってた。
無知って怖いよね。
それが当たり前だと思って過ごしてきていたから、いざ社会に出ると
いろんな人がいて、いろいろな人生を過ごしてきた人がいて、
そこに必死に合わせるようにして生きて、
それがだんだんと自分のキャパシティを超えてしまって・・・
病んで、病んで。傷つけて。
もっと早い段階で、GID含めて、ADHDや、自分がバイセクシャルであることに対して、正面から向き合って来ていたとしたらと若干の後悔はあるし、
無駄な時間だったなーって思うことは、たっくさんある。
だけど、そんな時間も今では経験として生きている部分は少なからずある。
決して楽な人生じゃなかったけど、
こうしてブログを通して、Twitterを通して、いろんな方に反応してもらえることに嬉しさを感じていられる。
だから、私を反面教師にしてほしいというか、
もっと若いうちに自分に正直に向き合って、特に性に関する部分は、
もっと教育を徹底すべきだと思うし、多様性のある問題だからこそ、
いろんな形があって然るべき。
ただ、そこに対しての嫌悪感を感じる人もいると思う。
だけど、嫌悪感から、ヘイトや差別をするのではなくて、
そういう人も居て当然という存在自体を認めてほしいかなって。
だから、社会の中でマイノリティな人たちに対しての理解というよりは、
存在するということを認めてほしい。
決してテレビに出演されているようなテレビ的に面白い人ばっかりじゃなくて、
普通に生きたいと感じている人も多いです。
でもその普通が難しいから、手術などを通じて戸籍上の性別を変えたいと潜在的に思っている人も少なからずいます。
私も実際に、フリーランスである意味会社員としての勤務というよりは、
フリータに近い働き方をするようになり、
実際に同性が好きで、パートナーも出来てという状況で、
初めて偽りの自分を演じていたことを再認識することができた。
周りに合わせないとやっていけなかったから、
周りに合わせた行動をとることが、良しとされてきたから、
そこで実は私・・・・。と切り出せる勇気がなかった。
ただのヘタレだけど、ヘタレだからこそ、
今SDGsと叫ばれている世の中で、
カムアウトするしないは別にして、同じ気持ちを持ってる人、
あるいは、そういう気持ちを持った人が身近にいる人に対して、
私は、当事者としてここに記していきたいと思う。
もちろん性別を変えることにリスクはついて回るのは承知しているし、
周りや家族からの反応が怖いというのもある。
ただ、私は私。
ほかの誰にも代わることができない一人の人間として、
この違和感を抱えたまま年老いて死んでいく人生は、まっぴらごめんです。
同じような違和感を抱えている人たちの一助になれればと思うし、
アウティング(自分が意図しない形で周りへマイノリティであることが伝えられてしまうこと)でつらい思いをされた方もいます。
そういったことが少しでも減るように・・・。
もしかしたら家族や、親族、友人、知人に当事者がいるかもしれない。
そういった意味でも全員に読んでほしいと思っています。
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