こんばんは、相原一希です。
しばらくご無沙汰してしまいました。
ちょっとだけリアルの方の案件がいろいろやっと動き出した感じで、
バタバタしておりました💦
週末配信するぞー!って意気込んでいたけど、なかなか時間が取れずじまいで。
福祉の通信授業は今のところ、覚える科目と、すでに知ってる知識を再確認する授業とがあるなかで、法改正等でいろいろ変わっている部分があって、
それを矯正するのが割と大変だったり。。
一度ついた知識を新しくアップデートしていくことってこんなに大変な事なのかと改めて。
さて、東京ではTRP2022が開催となり、
あいにくの雨模様の中たくさんの方が参加されたようで、
いろんな方に知って頂く良いきっかけになったと思います。
一部警察沙汰になったところもあったようですが、
現行法で追いついていないことに対して、
企業単体にクレームを入れたところで、どうにもならないことが多いので、
まずは私たちの存在を知ってください。という趣旨だったはず。
でも、こういうことが起きると、どうなるか。
それは皆さんもよく分かってると思いますが、
LGBTQ+当事者に対する目というものが変わってきます。
”あいつら、ヤベーじゃん。”と存在否定されるきっかけになってしまいます。
これは私たちも望んでいません。
性的マイノリティの当事者の区分けはたくさんありますが、
どこにも属さない(とはいっても、呼び方はあるけれど)人もいらっしゃいますし、
マジョリティの人たちから見たら、徐々に報道等で認知は進んできています。
ただ、言葉は聞いた事があるけれど、詳しくは知らないとか、
自分の周りにもいるけれど、どう接していいかわからないとか、
いろいろな方がいらっしゃると思います。
実際LGBTQ+という呼び方をされて報道されるようになったのも、
ほんとに近年になってからの話ですから、
ニュースなんて見ないし・・・。という方には届いていない部分もあろうかと思います。
私もトランスジェンダーを自覚していて、実際にMTFとして生きていくと決めたのは昨年の話ですし、
まだまだ知らない部分はたくさんあって、
偉そうに語れるほどの知識はないので、
今は私という存在がここで悪戦苦闘しながら生きている様を皆様にお伝えするくらいしかできませんが、
LGBTQ+の当事者が望んでいるのは、崇め奉ってほしいとか、
優劣の話をしているわけではなくて、
マジョリティとされている皆様と同じように、
”普通に”生きたい。
”普通に”結婚したい。
”普通”でありたい。
”普通に”暮らしたい。
”同性でも”子供が欲しい。
でも、
同性だから結婚できない。
同性だから配偶者になれない。
同性だから・・・
というところから、同性でもいいじゃないという世界になってほしいという、
ものすごく大きな目標に向かって、協力してくださいませんか?
という心でTRPをはじめ、レインボーフラッグを掲げています。
選挙もそうですが、多数決で物事が決まる時代です。
マイノリティと言われている私たちの意見は、
いわゆる”普通の”方からみたら、少数の意見かも知れませんし、
そんな少数の声をすべて聞いていたらキリがないと思われる方もいるかもしれませんが、
SDGsの中にも(5)ジェンダー平等を実現しよう。という目標が掲げられています。
どうしても、言葉だけが先行しがちではありますが、
私たちは現行の法律や制度では実現し得ないから、
法律改正はもちろん望んでいるけれど、
まずはなんでも言うことを聞いてください!とかそういう圧力をかけたいのではなくて、
マジョリティの方々に、まず私たちという存在を知るところから、一緒に協力してほしい。
私はトランスジェンダー女性になる道を行くと決めて、
医師からもたくさん現行法ではこうしなきゃいけないとか、聴きました。
もちろん、私が生きている間にそれがすべてクリアになる。
それは願望ではあるけれど、そのスピード感で進めて頂けるなら願ったりですが、
実際問題そう簡単に実現するものではないという認識はあります。
だけど、世間の皆様、マジョリティの方の中で理解が進んで、
LGBTQ+の当事者が”当たり前に、普通に”生活ができる。
家庭が持てる。結婚ができる。そんな世の中にしませんか?
と声を上げてくださる方が一人でも多く増えてほしい。私はそんな想いです。
これを選挙の公約に掲げている党もありますが、
もちろん実現はしてほしいし、公約にしてくださってるのはすごくありがたいのですが、
世論がそれを良しとするかどうかは別問題ですから、
選挙のリップサービス的な意味合いで利用されるのは不本意ですので、
まずは、本当に知ってほしい。
一緒に話をしてみて、先入観を取っ払ってほしい。
会場に居た方や、パレードに参加された方は、本当にごく少数かも知れません。
実際に家庭環境や、労働環境の足かせにより、
自分が当事者であると切り出せない、表立って言えない方もたくさんいらっしゃいます。
特に、家族に切り出したら、出ていけ!とか縁を切るとかっていう話になったりすることもあるので、
表立って言えないという方もたくさんいる。
そういう方もいるということを含めて、
自分らしい生き方を尊重できる法整備や、福祉環境を実現するために、
LGBTQ+当事者と知るという意味合いで当事者の言葉を切り取って、
メディアで報道してくださると幸いです。
そして、当事者の方へ。
パレードや集会を開催するとついつい浮かれがちになるかもしれませんが、
周りの目につく=行動や言動によってはマイナスに働く可能性もある
ということを意識してほしいです。
当事者が集まって、共感できる、つながりができることは、
大いに喜ばしい事だと思いますが、なんでもやってOK!ではないです。
企画や催しのコンセプトの本質をしっかり理解しましょう。
今回某保険会社のブースで警察の騒動があったように、
やはり、過激に出ると全体のイメージが悪くなります。
保険会社も排除したくでそうしているわけではなく、
現行法ではそうせざるを得ないからそれに則ってサービスを提供しているにすぎません。
そこを真っ向から罵倒したりするのは、違いますので、
本当に、本質を見失わないようにしてほしいです。
2022/04/27 相原一希
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